「他の子を指名してみるのもおもしろいかなという気持ちはあるけど、多分支出が倍になる気がするんですよね(笑)。それで一人だけに絞ってます。

彼が仕事をやめたらそこで終わりでもいいかなと思っているし、一人にずっとお願いしてると『前回はこういう感じだったから、次は拘束プレイ試してみてくれる?』とか、PDCAを回せるのもいいです」

月1で身体をかさねながらも、指名セラピストに恋愛感情があるわけではないというGさん。現在予約はTwitterのDMでやりとりしているので、細かなコミュニケーションも可能だが、それも控えめにしているのだとか。

「お金払ってる時間以外で会いたいとは思わないですよ。フリーランスとして働いていても、身にならない雑談に呼び出されたりするとイライラするじゃないですか。業務以外のコミュニケーションって本当にいやだと自分がよくわかってますから。

プライベートに踏み込みたくないので、例えば『なんでこの仕事してるの?』ともこちらからは聞かないようにしています

「ちゃんとできない」自分への苛立ち

節度を守って女風に通っているGさん。そんなGさんなら、再婚も視野に入れて「恋人」をつくってもいいのでは……? と思い、聞いてみると、「お金を介した関係のほうが気楽なんですよ」という答えが返ってきた。

というのもGさんは、20代のころから「性交痛」に悩んでいて、挿入をともなうセックスを、気持ちよくできたことが少ないそうなのだ。

「処女膜強靭症というやつで。『夫のちんぽが入らない』のこだまさんに近いイメージですね……といっても、読んだらマジで落ち込みそうなので、さわりしか知らないんですが(苦笑)。最初の彼氏といたそうとしたときに、ほとんど入らないことに気づきました。麻酔入りの潤滑ゼリーのようなものを使ってもダメで。

歴代の彼氏たちは、それでひどいことを言うような人たちではなかったんですが、私のなかで『ちゃんとしたセックスがしたい』という気持ちが強くて。悩んだすえ20代前半に産婦人科で手術をしました

手術のおかげで、挿入はできるようになったものの、それは「セックスで気持ちよくなる」ことまでは意味しなかった