ホストではなく、レンタル彼氏でもない

いつの間にか12月。

令和になったばかりのつもりでいたのに、気がつけば時が過ぎていた。

「劇団雌猫」として3冊書籍を刊行し、推しに会いに初の海外遠征、会社を休んで語学留学と、仕事も趣味も充実した1年だったけれど、この時期になると襲ってくるのが「恋愛にももう少し時間を割いておくべきだったのでは……」という心の声。

いっそホストクラブとかレンタル彼氏とか、そういう「課金」もありだろうか……と誘惑にかられているタイミングで、Twitterに1通のDMが舞い込んだ。先日飲み会で知り合った女性・Gさん(39歳)からだった。

「先日はありがとう!『平成女子のお金の話』、楽しく拝読しています。この間話せなかったんだけど実は、1年前から女性向け風俗(女風)を何度か利用していて、男性セラピストにお金を払っています。

いろいろ他人に話したいけれど、そんなにおおっぴらに言いづらい課金のため、悶々としており……。よかったら話聞いてくれない?」

ホストもレンタル彼氏も飛び越えて、女性用風俗!

私が持っているイメージは、永田カビさんが描いた『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』で著者の永田さんが利用したレズビアン風俗の様子と、渡辺ペコさんのヒット漫画『1122』で、セックスレスに悩んだ妻・イチコが利用してしまう架空のお店の雰囲気だけだ。

まさか身近な知人に、利用者がいたとは。そんなに簡単にアクセスできるものなの? というか一体どのような価格帯なの? というか一体どんな人たちが働いているの?

想像してみると疑問は尽きず、すぐにGさんにお会いすることにした。