麻生財務相、前代未聞の潜水艦「体験搭乗」防衛省の異様な隠蔽ぶり

文書開示に「10ヵ月かかる」
半田 滋 プロフィール

一緒に体験搭乗したのは誰か?

海上幕僚監部広報室によると、麻生氏とともに「うずしお」に体験搭乗したのは「国家安全保障局および財務省等から若干名」であるという。

これを受けて、職員が約80人と少ない国家安全保障局に対し、「職員全員の出張記録および旅費支出記録」の開示請求を行ったところ、同行したのは山田重夫内閣審議官と判明した。

山田氏が国家安全保障局長に対し、横須賀行きを起案したのは4月23日とある。ちなみに政治家による国の行事の私物化が批判されている「桜を見る会」(4月13日)の10日後だ。

 

出張命令簿によると、山田氏は5月18日に官用車で自宅を出発、「第2潜水隊群所属潜水艦視察 7:30~16:45」とある。旅費は1500円だった。

山田氏は駐米公使だった2015年当時、元TBSワシントン支局長の山口敬之氏が「週刊文春」(15年4月2日号)に寄稿した「韓国軍にベトナム人慰安婦がいた」とする記事をめぐり、山口氏と記事のゲラや公文書のコピーをメールで送るなどのやり取りをしていたと「週刊新潮」(17年10月26日号)が報じている。

首相官邸の覚えがめでたいのか、山田氏は9月3日の閣議決定で外務省総合政策局長に栄転している。

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