瀧波ユカリさんの人気漫画『モトカレマニア』のドラマ化を記念して開始した連載「私たちのモトカレ」。実際のモトカレ話を取材してお伝えするドキュメンタリーだ。

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今までは仮名でお伝えしていたが、今回は「私たちのモトカレ」スペシャルバージョンとして風水芸人・出雲阿国さんに登場いただく。

「エンタの神様」ではダメンズとの恋愛自虐ネタで笑いをとっていた女芸人・出雲阿国さん。彼女が一躍「風水芸人」として知られるようになったのは、出雲阿国さんが風水で家を変えたノンスタイルの井上さんが、変えてもらった3日後に1億円の賞金をゲットしたと公表したことだった。

しかしその背景には、涙無くては語れぬ壮絶なる元カレ話があったのだ――。

とある番組スタッフに哀れまれた

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風水にかかわるようになったのは、とある番組の企画がきっかけなんです。当時は風水のふの字も知らなくて、ゴリゴリの芸人活動オンリー。「エンタの神様」ではダメンズにふりまわされる自虐ネタを披露していたのですが、経験談をそのままだと引かれるくらいひどいので、6割を実話で、あとは笑える軽いネタにしていたくらい、最悪の状態だったんです。

でも、そんな風に自分をネタにしていたら、本当に辛い「5ナシ時代」に突入。

5ナシって、「彼なし! 金なし! 仕事なし! 友達もいないから、なす術なし」。芸人としてもダメ、私生活も悲しいことしか起きなかった。そうしたら、ある番組スタッフの方が、「ダメな女芸人を風水で救えるか」という企画をやってくれたんです。