生理用品はこの先どう変化していくか

では、月経ディスクも今後、月経カップのように日本で普及していくのだろうか。

快適さ、便利さいう点でディスクは優れているが、如何せん、値段が高い。月経カップと同様、最長で12時間装着できるものの、12個で3000円前後となると1個250円である。

今後、値段が安くなったとしても、ディスクが普及する頃には、もはや日本の女性たちは医学的に生理をコントロールしており、生理用品自体が必要なくなっているかもしれない。

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先進国では、女性の生理を取り巻く環境は、刻一刻と変化している。一方で、インドやネパール、アフリカには、いまだ根強い月経不浄視のもと、生理中は小屋や穴蔵に隔離されている女性が大勢いる。隔離を解かれたところで、適切な生理用品がないため、身の置き場がない。不衛生なボロ布で処置し、病気になる女性もいる。

生理用品には、その社会の月経観や女性観はもちろんのこと、政治や経済も反映される。生理用品は、社会を計る指標と言えるのだ。