月経カップよりも快適な月経ディスク

本題の「月経ディスク」の話に入ろう。そのフォルムはいたってシンプル。ゴム製のリングに、経血を溜めるフィルムがついている。月経カップと同様、最長12時間の装着が可能で、使用後は捨てる。

日本では販売しておらず、淳子さんは「フレックス(Flex)」という月経ディスクをアメリカのアマゾン(amazon.com)で購入している。12個入りで、3000円前後(送料込み)とのこと。

実物を淳子さんからいただいたのだが、「こんなに大きいの?」という驚きは、初めて月経カップを見たとき以上だった。リングの直径は7.5センチもあるのだ。しかし心配は無用だった。

月経ディスク(photo by Enrique Balducci)

リング部分はやわらかく、これを細長く押しつぶしながら縦に挿入するので、実質、タンポンを挿入するのと大差ないとのこと。

「カップも不快ではありませんが、何となく存在感があります。ディスクは素材が軽く柔らかいため、使っていることを忘れてしまうほど快適です。ちょうど、カップは眼鏡、ディスクはコンタクトレンズといったところです」

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このように、淳子さんは快適さはディスクの方が勝るとしながらも、エコと倹約の観点から普段はカップを愛用している。

「月経ディスクは、言わば使い捨ての月経カップです。カップは生理が終わったあと、煮沸消毒する必要があるので、旅行のときなどは、使い捨てができるディスクを持っていきます」

淳子さんは状況に応じて、カップとディスクを使い分けているのだ。

煮沸消毒が必要ない分、ディスクはカップ以上に「制限のない生理用品」と言えるかもしれない。