どうする?「子どもの病院問題」

こんな時、いつも夫と揉めてしまうのが、子供を“病院へ連れて行く”のか、それとも“もう少し家で様子をみる”のかということ。

学生時代陸上部に所属し、春夏秋冬、雨の日も真夏日もグラウンドを駆け回り、高校の卒業式に中学高校6年間皆勤賞で表彰された私は、薬にもなるべく頼りたくない自然治癒派。事実、結婚するまで病院へ行くのは1年に1回あるかないかでした。

対する夫は、毎日大量の薬やビタミン剤を飲み、心配性で“仕事現場に風邪をひいていそうな人がいた”というだけで自分も風邪をひいてしまうような、メンタルからでも病気になれるタイプ。仕事に穴を空けられないというプレッシャーからか、少しでも気になることがあると病院へ向かう派です。

海外旅行先で日本人旅行者向けの病院を受診する事は、我が家にとって珍しい事ではありません。日常的にしょっちゅうここが痛いだの、あそこがなんかおかしいから大病かもしれない! だのと病院を受診するのですが、いつも大したことなくコーヒー片手に安心しきった顔で帰ってきます。

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家のどこからか「ハックション!」や「ゴホっ!」が一度でも聞こえようもんなら「誰だ~~!! 風邪ひいているのは~!」と、夫ポリスの取り締まりが始まります。

いつもの事だよ、と私は意に介さないのですが、重症化する前に病院へ行け! と訴えてくる夫。この後、重症化しない! とは確かに言いきれないけれど、でもこれくらいなら普段からよくあることだから大丈夫だよ、という言葉に納得いかない表情の夫。

病院へ行かせないなら、せめて! ということなのか、咳をした息子に何気なく全く関係のない話をしながら近寄り、隠し持っていた市販の薬を私の死角でこそっと渡し飲ませていました。もう、バレてますから!

こんなちょっとした咳や鼻水で、頻繁に薬を飲ませていたら、もともと人間に備わっている再生能力が鈍ってしまうのではないか、と心配になるのは私だけでしょうか?

まさに対極の考え方を持つ、夫と妻。
揉めないわけがありません。