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ポルシェ・タイカン登場は、2020年「高級EV戦争」の号砲だ

テスラ独占の図式がついに変わる

すでに2万人以上が予約済み

クルマ好きのみならず、世界の自動車関係者が注目しているニューモデルが、ポルシェ初のEVスポーツカーとなる「タイカン」である。

2019年9月に世界3大陸で同時に発表され、すでに全世界で2万人以上の顧客が手付金を支払って先行予約にエントリーしている話題作だ。11月20日にはジャパンプレミアが開催され、同日から期間限定の予約プログラムを開始。2020年後半の導入開始に向けて、着々と準備が進められている。

日本での価格は3車種とも未定だが、ドイツではトップモデルの「タイカンターボS」が18万5,456ユーロ(約2,240万円)、「タイカンターボ」は15万2136ユーロ(約1,840万円)と発表されている。

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ポルシェは誰もが知っているスポーツカーのプレミアムブランドである。1963年に誕生したポルシェ 911は同社のアイコン的な存在であり、現在は8代目に進化している。

また、2002年に同社初のSUVとして誕生した「カイエン」と、ひとまわり小さなSUVの「マカン」は世界的に大ヒット。これらのSUVモデルは、今や同社の成長を支える重要な存在となっている。

そんなポルシェが、さらなる成長戦略の礎として現在強力に推し進めているのが電動化。2025年までに年間生産台数の半数以上を電気自動車およびプラグインハイブリッド車とすることを明言している。

 

新たに登場したポルシェ・タイカンは、同社の電動化を象徴する存在であり、実力的にも高級EV市場の主役になり得る。フロントとリアに2基の電気モーターを搭載し、リアに2速のトランスミッションを装備することで、加速性能と最高速度の両立を図っている

トップモデルである「タイカンターボS」の動力性能は、最高出力761馬力最大トルク1050 Nmで、0-100 km/h加速は2.8秒。この数字は、ポルシェ 911のトップモデルである「911 GT2 RS」の最高出力700馬力、最大トルク750 Nmを大きく上回り、0-100 km/h加速タイムでは同一。最高速度は80 km/h遅い260 km/hとなっている。