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イオンの78円ビール「バーリアル」、ここへきてバカ売れの理由

この安さで侮れない美味さ
佐藤 翔平 プロフィール

78円でこの味はズルい

さて、気になる「バーリアル」の味のほうはどうなのか? 今回のリニューアル点を、イオンは下記のように説明している。

お客さまの声をもとに今回リニューアルした「バーリアル」は、2018年6月に発売した3つのテイストを改良し、黄色の「バーリアル」は“キレの良い後味”を、青の「バーリアルリッチテイスト」は“コクのある飲みごたえ”を、緑の「バーリアル 糖質50%オフ」は“スッキリとした後味”をより一層お楽しみいただける味わいに仕上げています。>(同社HPより引用)

キレの良い後味の「バーリアル」

まずは、レギュラー商品の「バーリアル」から。

非常にバランスが良い。それが第一印象であった。どうしてもこの手のビールは、スピリッツ特有の風味とボディの薄さが気になっていたのだが、アルコール5%ながら、ある程度のコクもあり、ホップの苦味と麦の甘味が心地よく拮抗している。

コクのある飲みごたえの「バーリアルリッチテイスト」

次に、青の「バーリアルリッチテイスト」

他の2種に比べると、6%というアルコールも相まって、確かに飲みごたえがある印象だ。発泡酒でこの重厚さを感じられるなら、確かに病みつきになりそうだ。

スッキリした後味の「バーリアル 糖質50%オフ」

最後に、「バーリアル 糖質50%オフ」

上面発酵系の酵母を使っているのだろうか? 他の2銘柄には感じなかったバナナやリンゴを思わせる華やかなエステル香(いわゆる、日本酒の吟醸香)を感じることができた。

ボディはかなりライトに仕上げていて、余韻にはリキュールのような味わいや酸味が目立つものの、さっぱりと飲める味わいだ。

 

総じて、これを350ml缶78円で飲めるのはズルいとしか言いようがない。

消費増税で財布のひもが締まる中、24本1ケースを購入しても1780円(税抜)、と2000円を切ってしまうならこれで、となるのはうなずけるテイストだ。

「バーリアル」は、発泡酒における「値付け」の基準を大きく塗り替えてしまった。
これに他社は追随してこれるのか。トップバリュの猛攻が止まらない。