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韓国経済いよいよ崖っぷち、国民はついに「我慢の限界」を迎えた

格差拡大に若者は憤る
真壁 昭夫 プロフィール

政策金利水準は1.25%と過去最低だ。追加の利下げ余地は限られている。

この状況下、政府に抜本的な経済対策の発動を求めるというのが中央銀行の本音といってよいだろう。

7月以降、韓国銀行は、韓国経済の悪化を食い止めるために利下げを行ってきた。

7月には1.75%から1.50%に政策金利が引き下げられた。

10月には追加利下げが行われ、政策金利は過去最低水準に引き下げられた。

11月の会合では追加利下げが見送られた。

韓国の議会〔PHOTO〕Gettyimages
 

韓国銀行のそうした金融政策の背景には、韓国経済の減速を受けて同行の経済予測が悪化していることがある。

韓国銀行は2019年と2020年のGDP成長率予想を引き下げた。

韓国経済は輸出比率が高いこともあり、海外要因に影響される側面が大きい。

そうした状況下、中国経済の減速や米中の貿易摩擦などの要因で、韓国経済が自律的かつ持続的な成長率の回復は想定しづらいというのが中銀見解といえる。

さらに韓国銀行は、輸出を中心に今後の経済の不確定要素が増えているとの見解も示した。