〔PHOTO〕iStock

子育て中の母親の苦悩…「夫の教育が一番難しい」という深刻な現実

2人目なんて考えられない…

母親たちは本当に怒っている

世の中は「イクメン」という言葉が聞かれる。イクメンとは育児をする男性のことである。そんな言葉が生み出されるほど、男性の育児は重要なのだろうか。

それでは母親たちは夫との家事・育児分担についてどう考えているのだろうか?本当に夫の家事や育児分担が必要なのだろうか?

そこで、前回(保育園入園戦争…母親たちが告白「この不安をどうにかしてほしい」)も取り上げた、立教大学経済学部准教授の安藤道人氏らと実施した保育所への入所申請者への調査から、夫の家事育児分担に関する母親たちの自由記述を見てみよう。

〔PHOTO〕iStock
 

父親の家事や育児についての記述でまず目立つのは、「父親・夫への憤り」である。母親たちは父親たちが育児や家事を担わないことに、本当に怒っている。

例えば、

「どうしても男性側は育児に関して「サポート」という意識が強く、共働きでは母親に負担が掛かる。仕事・出産・育児・家事・介護、どこに女性が輝ける余裕があるのか」

「夫(父親)は残業も夜遊びも自由、独身のときと同じ。子どもと家に居ても自分(夫)はゲームしている。そのくせ家事は一切しない」

「男女平等と言いながら、女性は外でフルタイムで働いても家でも家事をする。男性は家事は手伝い感覚で外で働くことが大事みたいな風潮はまだ強く残っていて、それがとてもストレス」

ということで、働きながら育児や介護を一人で抱え込んでいる状態に煮詰まっている。