2020年、日本人は「大転職時代」を迎えることになる

終身雇用、年功序列はもう終わり
中原 圭介 プロフィール

3年で1つのプロを目指す

よってこれからは会社が社員のキャリアをつくるのではなく、ひとりひとりの社員が自らの責任においてキャリア形成を考えなくてはならなくなります。

そして新しいスキルを身に付けようとする訓練は、若者だけではなく、中高年や高齢者にも求められるようになっていきます。

 

そんな生涯現役時代において日本人が納得できる職業人生を送るには、今の若者の仕事に対する価値観が大きなヒントになると思っています。若者にとって仕事というのは、自らがスキルを磨いて成長できる機会であるのに加えて、やりがいや楽しさを感じることができる対象でもあるからです。

中高年と高齢者も若者と同じような考え方に変えていくことが、人生をいっそう楽しく豊かなものにするポイントになるはずです。

〔photo〕iStock

数年後、私たちは今よりも個人の趣向に合わせて多彩な分野のスキルを学ぶ機会に恵まれているはずです。だから自分の価値をいっそう高めたいのであれば、現時点で有するスキルとは別に、その周辺の新しいスキルを会得することが効果的です。

たとえば、1つのスキルで専門家(プロ)の領域に3年で到達しようとすれば、トータル9年で3つの分野の専門家になることができます。

その結果として、私たちは元々持っているスキルを中心に、関連が深い専門性を高めることができるばかりか、かつてより多角的な視点を持った専門家になることができるでしょう。 無論、これまでのキャリアやスキルを捨て去って、心機一転、まったく別の分野の専門家になるのも一手です。

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