部下に信頼される「すごい上司」たちには「意外な共通点」があった!

「変化」と「愛」が大切だ
北野 唯我 プロフィール

愛あるリーダーが求められる時代

このシンプルな質問に答えられる経営者は果たしてどれだけいるのでしょうか。今までと同じやり方で、波風立たせずに事業を維持していくだけが社長の仕事ではないはずです。

会社のトップである社長自身が、まさに誰よりも成長し続けなければいけません。それができている会社ほど、組織や事業の変革が目に見えて進み、社員の満足度も向上していきます。

この考えは社長だけでなく、人の上に立つすべての組織のリーダーに当てはまります。単なる肩書きをゴールだと認識しているリーダーのもとでは人も組織も育ちません。なぜなら、自分がいかにして幸せになることしか考えていないからです。

 

何かを育てるには「愛」が必要です。それは、自分だけに向けるのではなく、自分以外にも向けるべきものではないでしょうか。自分以外に向けるとしても、それが社員の求めているものでなければ愛としてカウントされません。

これからは愛あるリーダーが求められる時代に突入します。なぜなら飲食店が食べログで評価されるように、企業も社員や元社員による口コミで評価されるのが当たり前になり、愛なきリーダーのいる会社はすぐにあぶり出されるからです。

リーダーが与えるべき愛には様々な形があるでしょう。しかし、ひとつだけ、やさしさを愛だと思ってはいけません。社員に対して、やさしく耳障りの良い言葉だけをかけるのは一番簡単なことです。

しかり、リーダーは優しさだけではなく、ときに厳しさも伝えなければいけません。トヨタ自動車の豊田章男社長が、2019年1月に行った新年の挨拶は象徴的でした。