「検診では発見困難」という恐怖! 「血糖値スパイク」3つの対処法

心筋梗塞や認知症を起こす恐れも……

「血糖値スパイクも糖尿病と同じように、遺伝的因子や年齢、そして偏食や喫煙、運動不足や肥満が原因と考えられています。リスクの高い人が男性で多いのは、これらの生活習慣を持つ人が相対的に多いからではないでしょうか」

Photo by iStock
拡大画像表示

ほかの多くの病気と同じように、当然ながら血糖値スパイクも生活習慣の乱れが大きな要因なのだ。

「健康診断の結果を見る限り、血糖値はまだ大丈夫」と思っていても、後ろめたい生活習慣を日頃から送っているならば血糖値スパイクの可能性は否定できない。

「血糖値スパイク」の対策を3点ご紹介!

糖尿病と同様、血糖値スパイクも生活習慣の改善による対策が重要だ。効果的な対処法を訊いた。

 

「一つは、多くの人がすでにご存知の『食べる順番』です。“野菜→肉や魚→ご飯やパン”と、食物繊維の豊富な食材を最初に食べ、糖質の多い食材を最後に食べることで血糖値の上昇は緩やかになります」

糖質の多いご飯は最後に食べよう。 Photo by iStock
拡大画像表示

また、食事を終えてから15分後に体を15分ほど動かすことも効果的だという。

「食後に動かないでいると胃腸に血液が集中します。消化吸収には良いのですが、ブドウ糖の吸収量も必然的に多くなってしまう。そこでウォーキング程度でも食後に軽く運動すると、吸収が抑制されて血糖値のピークを下げられます」

食後の運動を忘れずに。 Photo by iStock
拡大画像表示

さらに、運動前に必須アミノ酸BCAAのサプリメントを摂取すると、血糖値がより下がるだけでなく運動後も血糖値の低下が持続するという。

「BCAAは豆腐などの大豆製品や、チーズやヨーグルトといった乳製品、牛肉や鶏肉、魚などに豊富に含まれるアミノ酸です。コンビニで手軽に買える食べものも多いので、ランチに一品取り入れたうえで食後に軽くウォーキングするだけで十分な対策になりますよ」

食後の運動やアミノ酸摂取で、血糖値の上昇幅は抑えられる
拡大画像表示

これらの対処法はすべて、忙しいビジネスパーソンでも気軽に始められるはずだ。血糖値スパイクの可能性を感じた人に限らず、「自分は大丈夫」という人も、将来のための予防と考えて実践してみてはいかがだろう。