神戸山口組幹部「軍用ライフルで射殺」の全容…殲滅戦争の火蓋は切られた

すべては「再統一」のためなのか
時任 兼作 プロフィール

以前から標的にされていた

実際、古川氏はかねて標的にされており、襲撃は今回で3度目だったという。同幹部が続ける。

「最初が2018年3月。古川は今回同様、息子が経営する市内の居酒屋から出たところを、山口組の主要組織で、この11月には組長が若頭補佐に抜擢された十一代目平井一家の組員に襲われている。

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2回目は、今年7月。やはり同じ居酒屋付近で、今度は山口組の中核組織・弘道会の組員から暴行を受けている。やったのは、高山(清司・山口組若頭)の警護役を務める人物らだ」

しかし、それでも古川氏当人には危機感がなかったようだ。

 

「古川組の総裁とはいえ、しばらく前から実質的には引退していたようなものであったことに加えて、身内に武闘派の権太会もあったため、高をくくっていたのだろう。それがあだになった。権太会はすでに弘道会に寝返っていた」

警察幹部は、そう指摘した。