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身近に潜む「空気リスク」に気づいてますか?

スーパー台風後のカビの脅威

提供/パナソニック

記録的な大雨による甚大な影響をもたらした台風15号、19号、台風21号の発生から1カ月あまり。ライフラインの復旧が急がれる一方で、健康への影響も浮き彫りになってきた。原因は、大雨後の家屋にはびこるカビだ。

予想を超える多摩川の増水で多くの家屋が浸水した川崎市や、強風で壊れた屋根の補修がままならず、雨漏りの被害を受けた千葉県では、水浸しになった住宅にカビが発生。

天井や壁が黒ずんでしまった家や、畳の裏に青カビが生えてしまった家もあり、空気中に漂う不快なニオイと、カビを吸い込むことによる健康への不安に住民は苦しめられている。中には壁の断熱材に水分が溜まっていることに気がつかず、知らぬ間にカビの侵食が進んでいる場合もあるという。この場合、カビを除去するのは容易ではない。

これだけ台風が巨大化したのは、温暖化の影響で海水温が上昇したためと言われるが、気候の変動が生活や健康に直結するリスクを目の当たりにして、都会に暮らす人も「温暖化はもはや他人事ではない」と痛感したのではないだろうか。

古いエアコンがペットの健康を脅かすことも

こうしたカビによる弊害は被災地に限らず、今やどの家でも起こりうる。近年の降雨量の増加や住環境の変化に伴って「室内カビ」が増えているというのだ。

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実際にカビの恐さを体験した人たちに話を聞いてみた。

20代後半のMさんは、5年前に住み始めた住宅でカビによる深刻な健康被害に悩まされた。子供の誕生がきっかけでより広いマンションに引っ越したが、梅雨時期になると咳や息苦しさを感じるようになったという。

次第にお酒を飲むだけでも症状が出るほど体調が悪化。病院を受診したところ気管支喘息と診断された。妻と娘も鼻炎の症状が出るようになったが、原因がわからず、医師からはアレルギーでしょうと言われだけだった。

「妻の実家で猫を飼っていることもあり、猫アレルギーとばかり思い込んでいたんです。でも、実家を訪れても悪化しないし、不思議に思っていました」

いくつか病院をまわって、ようやくカビが原因だと判明。古いマンションだったのもあり、最初はトイレまわりに発生したカビが、2年ほどで家全体に広がっていたそうだ。

「引っ越し当初は、子供が生まれたばかりで妻も家の掃除に手が回らなかったのは当然です。でも、カビが原因とはにわかには信じがたかったです。風通しの良さにこだわって新居を探し引っ越してからは、家族ともども症状が治まりました。カビの恐さを身を以て体験したので、今でもカビを発生させないように、空気清浄機を置き、換気を心がけています」

また、30代のSさんの愛犬は意外な場所のカビが原因と思われる症状を発症。6年前にボランティアの譲渡会で出会った保護犬で、普段は実家で暮らしているが、週末などはSさんのマンションで過ごしている。

古いエアコンのせい? Sさんの愛犬は咳が止まらなくなり……

愛犬にはもともと心臓に持病があるそうだが、昨年の夏、Sさんの部屋にいたところ、突然咳がひどくなったという。

「かかりつけの動物病院で診てもらうと『肺の状態は悪くないので、環境を変えて咳が出るならエアコンが問題かもしれない』と言われました。循環器が弱い子は肺に影響が出やすいのだそうです。気になってネットでも調べたところ、エアコンの埃やカビが原因で体調不良になるペットが増えているという獣医師の記事も見つけて驚きました」

使用していたのは10年前の古い型のエアコンだったそうだが、賃貸マンションですぐには交換できなかった。なるべく犬を連れてこないようにしたが、たまに連れてくるとやはり咳を繰り返していたという。今年ようやく新設したところ、エアコンをつけても症状は出なくなったそうだ。

「エアコンが原因と知って、まさか! と思いました。私自身、ダニやハウスダストのアレルギーがあるので、かなりこまめに掃除をして気をつけていたのですが、エアコンは盲点でした。私はたまたま症状が出ないだけで、人間にも少なからず健康への影響があるわけですから、犬が教えてくれたのかもと感謝しています」