眞子さまに求めた「なんらかの結論」
11月30日、秋篠宮さまは54歳となられた。
僕は、秋篠宮さまが大学生だった当時から、ご結婚直後までの5年ほどながら、秋篠宮さまを取材したことがある。
紀子さまとご婚約されてからご結婚までの300日は、ほぼ密着した。ご結婚後、タイやスリランカ、パキスタンなどご夫妻となって初めての公式訪問にも、同行させていただいた。
その折の秋篠宮さまは、長めの黒髪を颯爽と風になびかせた若きプリンスそのものだった。
髪は染められて黒いままだが、白いものが混じる現在のヒゲの雰囲気を拝見すると、心が少しせつなくなる。やはり、ここ数年の父君としての心模様を察してしまう。

そんな秋篠宮さまが、54歳の誕生日を前に記者会見に臨まれた。
誕生日に先立つこと10日前に行われた記者会見。すでに、テレビではその様子が伝えられ、多くの記事がネット上にも配信されているが、事前に記者会見の発言を知ったある宮内庁関係者はその真意についてこう語っていた。
「記者会見での秋篠宮さまは、眞子さまの結婚延期の問題にはあまり踏み込んだ発言はされませんでした。しかし、ただ一点、眞子さまに対してはなんらかの結論を求められました。このご発言の真意には “婚約内定は白紙”へも含めた方向性をうながされたと感じています。事実上の婚約破棄への道の最終勧告と、私はとっています」