沢尻エリカの元カレ逮捕で再燃…アパレル業界「クスリ漬け」の黒い噂

意外な場所にヤクザの影がちらつく
現代ビジネス編集部

アパレルに精通するヤクザたち

さらに、興味深いのがこうしたアパレルの店舗のバックに、ヤクザの影がちらつくということだ。

少なくとも90年代の裏原宿には、お金のない若者がブランドの立ち上げや店舗開業をする際に、ヤクザが出資するといったケースが実際にありました。こうしたアパレルの店舗を経由して、バックにいるヤクザがクスリを流すということも十分考えられます」(前出・捜査関係者)

 

若者の流行によって生じる巨額のマネーに、ヤクザが参入することは今も昔もけっして珍しい話ではない。今年大ブームとなった「タピオカドリンク」も、その利益率の高さから目を付けられ、ヤクザの資金源になった1つとされている。グレーな商売ばかりでなく、流行に合わせてビジネスに食い込む、というのがヤクザの常識だ。

また、そもそもヤクザ自身がアパレル業界に詳しいことも大きい。

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先月18日、山口組ナンバー2の高山清司若頭が刑期を終えて出所した際には、80万円以上もの高級海外ブランドの服を着用していたことが話題になった。これ自体は出所時の「晴れ着」という意味合いが強いと思われるが、組長が着用したブランドやファッションが、同じ組の兄弟分、舎弟、そして若い衆へと素早く広がっていくことはよくある風景だという。

「見栄」と「上下関係」を重んじるヤクザという組織だからこそ、かえってファッションに疎いどころか、強い関心を持つ。クスリとアパレルとの関わりが疑われる背景にはこうした根深い要素もあるようだ。

いずれにしても、今回の横川容疑者逮捕を機に、クスリをめぐる一連の全容解明が待たれるところだ。