沢尻エリカの元カレ逮捕で再燃…アパレル業界「クスリ漬け」の黒い噂

意外な場所にヤクザの影がちらつく
現代ビジネス編集部

「芸能人御用達の店」が生まれやすい環境

二つ目の裏原宿の特殊性は、同エリアに構える店舗の特徴そのものにある。

前述の通り、1990年代の裏原宿には、センスや才能を持ったファッション感度の高い若者たちが、自身のブランドやショップを立ち上げようと集まる土壌が形成された。

これを下支えしたのが、同エリアの賃料がまだ比較的安価だったことがある。同じ原宿の竹下通りは当時すでに賃料が高く、若者が店を出すにはハードルが高かった。それとは対照的に、裏原宿は今も分かる通り非常に道が狭く、入り組んでいるため、商売には不向きという見方があった。そのため、賃料を抑えられる同エリアへの出店が相次いだというわけだ。

 

結果として、地図を見ても辿り着けないほど入り組んだ場所にある小さな店、というジャンルは、かえって“一見さんお断り”のようなお忍び感を生み、ファッションに関心の高い若者たちに好まれるようになる。また、この雰囲気を狙って、店舗を地下に構えたり、あえて看板を出さないといった趣向も、裏原宿のファッションブランドで大いに流行した。

こうした一般人には場所すら分からないショップ、というのは飲食店同様、芸能人が通いやすいために、クスリとの関係性も疑われると、前出の捜査関係者は言う。

クスリの売買がこういった場所で行われるとは考えにくい。だが、目立たないことを利用して、クスリの入手ルートを知る店側の人間と買い手の間で情報交換といったレベルのことが行われてもおかしくはない。今回の横川容疑者の『NAOKI-R』のアトリエも、裏原宿エリアの店と同様の特徴が見られるほか、芸能人もよく訪れていたと言います」