沢尻エリカの元カレ逮捕で再燃…アパレル業界「クスリ漬け」の黒い噂

意外な場所にヤクザの影がちらつく
現代ビジネス編集部

ファッションの聖地・裏原宿の“黒い噂”

「NAOKI-R」が疑われる背景について、ある警察関係者はこう指摘する。

実店舗を持たない『NAOKI-R』ですが、その拠点となったのが南青山のアトリエです。ファッションブランドの店舗やセレクトショップは軒を連ねる華やかなイメージのこのエリアですが、問題なのはすぐ目と鼻の先にある一帯、かつてヤクザたちが暗躍し、クスリときわめて関係性が強かった“裏原宿”です。MDMAの入手背景には、アパレル業界がいまだ抱える独自ルートが関係しているのではないか、と見られています

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裏原宿といえば、原宿通りや渋谷川遊歩道(キャットストリート)周辺にある、アパレル関連業者が密集するエリア。原宿駅前の竹下通りと対をなす一帯として「裏」と名付けれられ、近年では裏原(ウラハラ)の愛称で“ファッションの聖地”としてメディアにも頻繁に取り上げられている。

そもそも裏原宿が世間の注目を集めたのは1990年代のこと。ファッションデザイナーの藤原ヒロシが立ち上げた「グッドイナフ」をはじめ、「ア・ベイシング・エイプ」、「アンダーカバー」ら今なお人気の若者向けブランドが、先駆けとしてこの地にオープン。その後も「ナンバーナイン」や「ネイバーフッド」らの出店も続き、90年代半ばには「裏原系」と呼ばれる一大ファッションジャンルを築き上げた。

 

ただ一方で、裏原宿というエリアはその黎明期から絶えず“黒い噂”が流れる場所でもあった。その理由は、アパレル業者が密集する他のエリアとは大きく異なる、裏原宿ならでは2つの特殊な事情にある。