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「やりたいこと見つからない」と言い続ける人たち、その意外な共通点

主観は幸せを決め、客観は意味を与える

「やりたいことが見つからない」と悩んでいるビジネスパーソンはいつの時代もたくさんいる。就職して念願の会社で働けたというのに、なんだろうこの「違う」感じは…。30代、40代になれば何か見えてくると思っていたのに、まだ本当にやりたいことがわからない…。俺は、わたしは、このままずっとやりたいことが見つけられずに終わってしまうのだろうか…と。

一方で、早くから自分がやりたいことを明確に見つける人がたくさんいるのもまた事実。その違いはいったい何なのか――。最新刊『分断を生むエジソン』を上梓したばかりのビジネスリーダー・北野唯我氏によれば、「やりたいことが見つからないと言い続けている人たちにはある共通点がある」という。ただし、「必ずしもやりたいことが見つかる=幸せではない」とも……。その真意とは?

何者にもなれない焦り

「やりたいことが見つからないんです……」

キャリア情報に携わるという仕事柄、学生だけでなく働き始めているビジネスパーソンからも往々にしてよく言われる言葉です。

まず安心してください。やりたいことが見つからないのは悪いことではありません。むしろ、そのような場合が圧倒的です。

 

2種類のタイプについて紹介させてください。人間には何をするかを重視する「ToDo型」と、どんな状態でいるかを重視する「Being型」が存在しています。

ToDo型の人は、やりたいことが明確なために、それが見つからないという事態は起こりません。あなたの周りにも「きっとこの仕事のために生まれてきたんだろうな」と思わずにはいられない人っていませんか。

寝る間も惜しんでやりたいことを追求し、しかも楽しそうにしている人。仕事自体が目的になっている、いわゆる天職を得たような人は一定数存在しています。