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タイガー・ウッズはここがすごい!「世界標準のパッティング」とは?

振り子型の日本人ゴルファーは古かった
日本人ゴルファーのスイングに対する常識や理論を根底から覆したレッスン書として注目され、累計8万部を越えるベストセラーとなっている『科学的ゴルフ上達法』シリーズ。

世界標準のスイングが身につく科学的ゴルフ上達法
見るだけでスコアが上がる 科学的ゴルフ上達法 ビジュアル版

その編・著者である板橋繁さんが、「マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント」の舞台となったABCゴルフ倶楽部(兵庫県)において“世界標準のパッティング”をレッスンするイベントが開かれた。

令和日本のゴルファーが実践しているパッティング理論ははたして、世界の常識と比べてどうなのか。板橋コーチに特別インタビューを敢行した。

(取材・文/藤倉慎也)

世界標準は“押し型”

「日本ではこれまで、グリップエンドを中心とした振り子型ストロークで、ヘッドが最下点を過ぎて上がり際にボールの上部をこすり上げるようにパチンッと打っていました。しかし、この打ち方は、世界の最先端メソッドからすると時代遅れです。

現在の世界標準は、グリップが先行して左手の甲でボールを押すように低く長くストロークをする“押し型”のパッティングです」(板橋繁氏)

板橋繁氏 ©玉来なおこ/VISION PHOTO
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ABCゴルフ倶楽部のグリーンといえば、日本のプロツアーのなかでも最高速クラスのグリーンとして知られている。イベントで使用したグリーンは、今平周吾選手や小平智選手など、今大会で優勝争いをしたプレイヤーが直前までパッティングの調整をしていた1番ホール脇の練習グリーンだ。

アマチュアゴルファーにはなかなか経験できない貴重なイベントだけに、早朝8時からの参加受付開始にもかかわらず、1時間弱で定員が埋まるほどの盛況ぶりだった。

イベントの案内板には「本日のグリーンスピード 12 1/2フィート」との告知がされていた。

 

「一般ゴルファー向けのグリーンスピードはふつう、8.5フィートから9フィートくらいですから、12.5フィートなんて、プロのトーナメントでもめったにないくらいの速さです。

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アマチュアゴルファーには、ガラスの上みたいにツルツルに感じられるでしょう」(板橋氏)

「これ以上、上手になったらどうなるの!?」

この日、ギャラリー入場受付では、板橋氏の著書『世界標準のスイングが身につく科学的ゴルフ上達法』と、そのカラービジュアル版である『見るだけでスコアが上がる科学的ゴルフ上達法』(DVD付き)が配布されており、手に取ったギャラリーたちが興味津々に読み込んでいる。感想を聞いてみると、それぞれにゴルフへの本音が聞こえてきた。

「2~3ヵ月前にゴルフを始めたばかりの初心者です。以前は野球をやっていて、バッティングでは手首を返していました。世界レベルのゴルフスイングは“ノーリストターン”なんですね。自宅に帰ってじっくり読み込んでみます」(男性・30代)

「じつはこの10年、まったくゴルフから遠ざかっていたんですよ。世界標準なんていうタイトルを見てると、うまくなるのかなって、期待しちゃいますね」(男性・73歳)

さらには、「これ以上、上手になったらどうなるんだ(笑)」、「もう買って読んでるよ!」などという声も……!