# リーダーシップ

「弱いリーダー」こそが、なぜか「大活躍する時代」になりそうなワケ

強いだけのリーダーの時代は終わった
北野 唯我 プロフィール

リーダーは2回生まれ変わる

一方で、強さと弱さを知っているリーダーは、成功も失敗も身をもって経験しているので、そもそも失敗に対する認識が大きく異なります。失敗を成功のための大きな要素として扱っているのです。

アマゾン創業者のジェフ・ベゾスは今年の4月に発表した株主への書簡で、アマゾンエコーの好調と2014年のスマートフォン事業の損失を踏まえ、失敗についてこう述べました。

「会社の成長に伴って失敗を含めた全てのことがらの規模が大きくなる。もし失敗の規模が大きくなっていなければ、変化をもたらすほどの投資をしていないということだ」

 

アマゾンですら失敗を前提に大きな成功を狙っていることがよく分かるのではないでしょうか。負けないための戦いにおいては、失敗に対していかに意味を持たせられるかが重要なのです。

詳しくは新刊『分断を生むエジソン』に全てを書きましたが、リーダーは2回生まれ変わらなければなりません。1度目は強さだけを知って、2回目は弱さを知って--。強さだけの時代は終わり、同時に弱さも理解したリーダーこそが真の強さを手に入れられる時代が到来しました。

▼11月28日(木)『分断を生むエジソン』発売    著者:北野唯我

「どんな組織や会社にも分断はある」
「職場や組織をゆがめるそんな分断を、さらに煽り立てる者もいるから厄介だ」
「その現実に直面した時、みずから先頭に立って、その分断を乗り越える主人公になるにはどうすればいいのか。果たしてそんなことは可能なのか」――。

『天才を殺す凡人』などヒット作品を連発する著者が、ついに最新作『分断を生むエジソン』でそんなビジネスの最大問題に答えを出した!

著者は問いかける。
「私たちはいま、とてつもない高い氷山の前にいる。あなたは、どちらの道を進むのか」――。