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メンタルが強い子の親が、子どもに大泣きされても絶対にしないこと

ワンオペ育児で疲れているママは要注意

「子育てはこうすべきだ」という情報はあまりにも多く、何を取り入れればいいのか分からない親も多いだろう。しかし「良い習慣を身につける前に、まずは親自身の悪い習慣を捨てよう」と説くのが、アメリカの人気サイコセラピスト、エイミー・モーリンだ。
彼女が書いたブログ「メンタルが強い人がやめた13の習慣」は、全米で1000万人が読み、共感を呼んだ。雑誌「Forbes」に転載された後に書籍化もされ、人気を博している。その続編となる『メンタルが強い子どもに育てる13の習慣』では、著者のクリニックを訪れた親たちの悩みを聞き、親に悪い習慣をやめさせただけで劇的に子どもが自信をつけて成長していった実例が多数、紹介されている。その中から、育児が大変なあまり、ついつい子どもを甘やかすと、子どもに何が起こるか、そうならないために親は何をやめたのか、お伝えしよう。

ワンオペ育児でぐったり。しつけをする気力がない!

3人の子どもたちを育てるニコールは、平日はほとんど「ワンオペ育児」だ。夫のブライアンは残業が多く、子どもたちが寝静まってから帰宅することも多い。

ニコールはパートタイムで働きながら、午後は子どもたちの習い事の送迎に大忙し。夕食の頃にはクタクタになっている。9歳と7歳の息子たちはすぐにけんかをし、4歳の娘はかんしゃくを起こし、母親の言うことなんて誰一人聞いてはいない。夕食の後は、子どもたちに宿題をさせ、お風呂に入れ、それぞれに散らかした後片づけをさせようと四苦八苦しているうちに、夜が更ける。

 

毎晩、ニコールは疲れ切っているから、子どもたちが悪さをしても、ルールを守らせたり、罰を与えたりする気力が残っていない。片づけを嫌がったら代わりにやってあげ、何かが欲しいと泣かれたら、つい与えてしまう。

忙しすぎて「不健全な近道」を選ぶ親たち

世の中には、「今すぐ楽に結果を出せる」と約束する、魅力的な近道があふれている。あっという間に効果が出るやせ薬、明日には成功できると約束する一攫千金話も、山のように転がっている。

誰しも、近道をした経験はあるだろう。今日は疲れたからと、途中でランニングマシンを降りたり、旅行に行くお金を貯めるのがイヤで、借金をしたり。