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稼げる人が「無能な上司」すら勝たせる、もっともなワケ

仕事でいちばん大事なこと
同じ仕事をしているのに、「稼げる人」と「稼げない人」がいる。一体、その差はどこで生まれるのだろうか? 元外資系人事コンサルタントで、著書『稼げる人稼げない人の習慣』がある松本利明氏によれば、稼げる人ほど「社内政治」や「根回し」をおろそかにしないという。一見、逆のようにも思えるこの法則について、松本氏に解説してもらった。

稼げる人は上司を勝たせる

上司には、あなたを評価し、仕事をどう任せるかの権限があります。また、他部署との調整や、上司の上司などから承認をもらわなければならないときに、動いてもらう必要があります。

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そこで、あなたは、上司に一番の味方になってもらう必要があるのです。

そのためには、「上司を勝たせること」です。

上司の成果に貢献すると、自分の評価に返ってくるだけでなく、自分の成長につながるレベルの高い仕事がどんどん舞い込むようになるのです。

上司を勝たせることで信頼を得ます。そしてかわいがられます。かわいがられると次の機会も任せてみようと思ってもらえます。

その連鎖がつながると、上司はより高い役割に任命され、あなたもより大きな役割が与えられます。

 

上司が無能な場合でも大丈夫です。上司が無能なら、絶対にあなたに仕事を任せてくれるからです。上司の上司や他部署への報告や根回しにも同席させてくれるようになるので、上司の目線で物事を考える視点が手に入るでしょう。

また、あなたの手柄を渡してしまってもかまいません。上司が勝てなければ、予算、昇進、やりがいのある仕事、すべて不利になるのですから。

上司を勝たせることと、上司の言うことを鵜呑みにすることは異なります。だからといって、上司の言うことを聞かないということではありません。それでは嫌われてしまいます。

上司と部下で争っていいのは、現場の仕事のやり方(HOW)だけです。

何の仕事をするか(WHAT)、なぜその仕事をやるのか(WHY)は、上司が決定権を持ちます。しかし、その仕事をどう進めるか(HOW)は、より現場に近い人の方がわかっているはずです。ここは建設的に上司と話し合えばいいでしょう。