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# 病院

なぜ「患者にスリッパを履かせる病院」は問題アリなのか?

こんな病院に行ってはいけない
内科、小児科、歯科……街のあちこちで見かけるクリニック。どこにかかればよいのか、迷うことも多いだろう。そんな中、失敗しない病院の選び方を教えてくれるのは、著書『医者が教える「ヤブ医者」の見分け方』で知られる金子俊之医師だ。「患者にスリッパをはかせる病院」は避けたほうがよいと説く金子医師。一体どうしてなのか? その理由を解説してもらった。

設備をチェックしよう

病院の設備からもヤブ医者かどうかをある程度見分けることができます。

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実際に治療に入ってから後でヤブ医者だとわかるより、早い段階でヤブ医者と判別できたほうがいいに越したことはありません。

ここからは設備面でヤブ医者かどうかを判断するポイントについてお話ししたいと思います。

しかし、100%ヤブ医者だと断言するにはむずかしい要素も中には含まれているため、あくまでも参考程度に知っていただけたら幸いです。

・待合室に貼ってあるポスターが古いクリニック

待合室に堂々と古いポスターを貼っているクリニックには、ヤブ医者の存在が感じられます。

古い情報と新しいものが混在して貼られていたら、客観的にみても一貫性のないクリニックだと思うでしょう。そんなこともわからない医者は不真面目といいますか、面倒くさがり屋なタイプが多いので最新の医療知識も更新できていない可能性が高いのです。

 

そのため治療に対しても手抜きをする傾向があります。

そもそも患者に知らせたい情報を発信するのが、ポスターの役目です。そのポスターが古いと「小汚い」印象を与えるだけでなく、「情報が古い」=「この病院、大丈夫かな?」と患者さんは感じるはずです。

古いポスターに限らず雑誌や本を置くにしても患者さんのことを考えて新しいもの(小汚くないもの)を見栄え良く配置すべきだと考えています。

・メインの診療科目が判別できないクリニック

大都市の医療機関なのに、メインの診療科目が判別できないクリニックというのが存在します。

日本の法律であれば、専門医でなくても院長が掲げる科目で開院できてしまうので専門知識のないヤブ医者の受診にかかると誤診されることがあります。そのため、メインの診療科目が判別できないようなクリニックには注意が必要です。