日経平均は「年末2万5000円」へ…?
12月まで残すところあと1週間、ここのところ絶好調の日本株は、勢いそのまま「年末相場」に突入していきそうだ。

今年の日本株相場と言えば、年始から「暴落相場」で幕を開けたのが記憶に新しい。その後も、米中貿易戦争などの影響を受けて相場の低調が続き、日経平均株価は幾度となく「2万円割れ」の危機に瀕してきた。
そんな日本株市場だが、今秋に入ってからは「大復活」し始めている。
実際、日経平均株価は11月8日に2万3591円の年初来高値を更新したばかり。
このままの勢いで12月に突入していけば、「年末高値で2万5000円」が見えてくるとの声すら出始めている。
「今年のマーケットの最大懸念材料は米中貿易戦争だったが、ここへきて落ち着きを見せてきた。直近では日韓で最大懸念となっていたGSOMIA問題の道筋も見えたきたことで、マーケットには安堵感が広がっている。ここへきて地政学リスクが一気に落ち着きを見せれば、日本株相場にはかなりの追い風となる」(アナリスト)