その「ふらつき」「めまい」「立ちくらみ」放っておくと、死にますよ

それは大病のサインかもしれない
週刊現代 プロフィール

精密検査を受けた結果、3年前に手術で摘出した大腸がんが、脳に転移していると告げられました。平衡感覚を司る小脳が冒されて、ふらつきが出ていたそうなのです。余命は長くないと告げられ、緩和治療を始めた半年後に、息を引き取りました」

墨田さんの夫の場合のように、ふらつきが出始めたときに病院にかかっても、誤診されてしまうことがある。

「ふらつきやめまいは、耳鼻科、脳外科、婦人科、心療内科、整形外科などいくつもの診療科にまたがる症状です。ですが専門医は、自分の専門外のことは診たがらない。それゆえ、ふらつきで病院にかかったのに治らず、3つ、4つもの病院を渡り歩く患者さんが後を絶たないのです」(耳鼻咽喉科渡辺医院院長・渡辺繁氏)

ふらつきを覚えて病院にかかっても、病院をたらい回しにされているうちに、その奥に潜んでいる肝心のがんが悪化してしまうケースはごまんとある。

ちょっとしたふらつきが、死の一里塚となる。いつものことだと考えないことが、あなたの命を救う第一歩だ。

『週刊現代』2019年11月16日号より