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「銀河」「36ぷらす3」、“お値打ち”観光列車が激アツの予感!

JR西、九州がこぞって発表
野田 隆 プロフィール

なぜなら、サンライズ出雲は、東京発の列車で京阪神地区は、下りの場合深夜に通過してしまう。したがって、関西地区の人はサンライズに乗りたくても乗れなかったわけで、そういう意味では、昼行列車のほかに夜行という選択肢ができたのは喜ばしいことであろう。

米子駅に到着するサンライズ出雲(筆者撮影)

一方、首都圏の人にとっては、サンライズの代わりに、京都まで新幹線で出かけ、銀河に乗り継ぐことを考える人も出てくるであろう。そのため、サンライズ出雲の利用者が減ることがあるかもしれない。

しかし、銀河は毎日ではなく週2便ほどの運行である上に、山陰地区への列車以外にも、山陽本線経由で下関へ向かう昼行特急としての運行も発表している。あくまでイベント列車として西日本を主体にひょっとすると四国への乗り入れも将来的にはあるかもしれない。

 

いずれにしても、サンライズ出雲とは別物の列車であり、夜行列車の魅力再発見になれば、共存共栄は充分ありうることだと思う。むしろ、パワースポットなどで特に女性に人気の観光地出雲がいっそう盛り上がることもあるのではないかと筆者は予想している。

もっとも銀河は、117系という直流近郊電車を改造して生まれるものなので、瑞風のように非電化区間や北陸の交流電化区間への運転は不可能だ。山陰本線を完走するなら瑞風しかないわけで、走行区間において瑞風との棲み分けも考えているようだ。