メンタルが強い子の親が、絶対に子どもを「特別扱い」しないワケ

むしろ愛情過剰な親が子どもの毒になる
エイミー・モーリン プロフィール

自己愛の強い子が抱える、7つの問題

幼い子どもが、自分本位な世界観を持つのは、子どもの正常な発育の一つだ。でも、世界が自分よりずっと大きいことを学ばずにそのまま成長してしまうと、次の7つの問題を抱えやすくなる。

1.自信過剰で攻撃的になる。

「世界一野球がうまい」と言われて育った子が、選抜チームに入れなかったら、何とか2つの事実に折り合いをつけなくてはいけなくなる。でも、「親の言ったことが間違ってたんだな」と結論づけるより、「みんなには、私のすごさがわからないのよ」と決め込むことが多い。

フロリダ大学の2012年の調査によると、「自分は特別だ」と思っている子どもは、批判されると攻撃的になりやすい。耳の痛い言葉はなかなか受け入れず、周りを非難しがちだ。

2.いくらほめられても満たされない。

度を越えたほめ言葉は、子どもを優越感でいっぱいにするから、子どもはさらに称賛や注目を求める、という悪循環に陥る。そうなると、心が満たされることはなく、常に誰かの承認を得ようともがく羽目になる。

3.人の気持ちをくみ取れない。

「大事なのは自分の気持ちだけ」と思っている子は、ほかの人の気持ちを推しはかれない。

 

4.常に不満がある。

ほしいものを全部与えられている子は、何に対しても感謝できない。

5.粘り強く頑張れない。

「与えられて当然」と思っている子は、「ほしいものを手に入れるために必死で頑張る必要はない」と考える。

6.周りを不快にする。

「自分がすべてだ」と思い込むと、子どもはイライラしたり、いばり散らしたり、周りにあれこれ要求するようになる。

7.欲望がすぐ満たされるものと期待する。

あらゆることが、自分の望むタイミングで起こるものだと思ってしまう。