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いよいよ「50歳」が老後を左右する「運命の分かれ目」になったワケ

「6つのルール」を守れていますか?
荻原 博子 プロフィール

「資産の棚卸し」で状況チェックを

商売をしている方は、定期的に、どれだけの在庫商品があって、品質はどうかなどを調べる「棚卸し」をしています。そうすれば、どの商品を早く売ってしまったほうがいいかとか、いくら仕入れればいいかなど、後々の計画が立てやすいからです。

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実は、商売だけでなく家計でも、自分が持っている資産を書き出して、「資産の棚卸し」をしてみることがとても有効。

方法は簡単です。まず、表のように、項目ごとに、自分が持っているプラスとマイナスの資産を書き出してみます。住宅ローンや車のローン、カードローンなどのマイナスの資産は、赤ペンなどで書いておくと、わかりやすいと思います。

資産の棚卸しをしてみよう!
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この一覧表は、必ず見開きで書くことが大切です。なぜなら、見開きで書いておけば、プラスの資産とマイナスの資産が一目瞭然になるからです。

 

「まだ住宅ローンがかなり残っているから、これを減らすのに、こちらの低金利の預金を取り崩して繰り上げ返済しよう」「保険が多すぎて、貯金ができていない」「投資商品は多いのに、現金が少なすぎるので現金を増やそう」などと、様々な検討がしやすくなるはずです。

この「財産の棚卸し」は、必ず夫婦で行いましょう。夫婦で行うメリットは、それぞれの家計に対する考え方がわかり、家計についての話し合いの土壌が築ける点です。そして、ここで共通認識ができれば、今後どういう方向で努力していけばいいのか、お互いにはっきりするでしょう。