日本ならではの繊細な美意識、丁寧なものづくりへのこだわりを宿したアウターは、トレンドを超えて長く愛用できる大切な一着に。スタイリストの大草直子さんが厳選するアイテムとは? 着こなし提案とともにご紹介!

「はおるだけで、ドラマが生まれる、
雰囲気ある人になれる理由」

気品に満ちたAラインは
永遠のレディスタイル

コート¥480000/ミカコ ナカムラ 南青山サロン(ミカコ ナカムラ) ☎03-6427-2435

MIKAKO NAKAMURA
(ミカコ ナカムラ)

「祖父は日本山岳画家の重鎮、父は友禅染絵師という芸術家一家に育った中村三加子さんならではの審美眼が息づくブランド。このカシミアコートは定番の“Luna(ルナ)”で、シルエットの美しさに加えて袖のミンクファー使いがロイヤルなムードで素敵です。カーキやマスタードイエローなど、深い色を合わせてみたいですね」


ラフな着こなしがサマになる
クチュール感を楽しんで

コート(ベルト付き)¥65000/ミュラー オブ ヨシオ クボ ☎03-3794-4037

muller of yoshiokubo
(ミュラー オブ ヨシオ クボ)

「ニューヨークのクチュリエでキャリアを積んだ久保嘉男さんによるトレンチコートは、着るだけで“雰囲気をもった人”になれる一着です。取り外し可能なビッグフードや、美しいドレープを描く素材感、ひねりのきいたディテールなどモードなデザインに惹かれました。薄手のドレスにバサッと重ねれば、さらにクールな佇まいに!」


特別感のある“赤”が導く
ドラマティックな装い

コート¥150000/ザ シークレットクロゼット二子玉川(シクラス) ☎03-6431-0710

CYCLAS
(シクラス)

「軽くてしなやかなウールのダブルフェイスコートは、上質な素材を惜しみなく使うブランドのアイデンティティが存分に発揮されています。鮮やかだけれど深みも感じさせる、ラグジュアリーな色合いにも惹かれました。黒のドレスの上にふわりとはおるだけで、とびきりドラマティックなスタイリングが完成します」


あえてカジュアルに合わせたい
洗練シルエットのケープ

ケープ¥155000/マディソンブルー ☎03-6434-9133

MADISONBLUE
(マディソンブルー)

「スタイリストとしても活躍するデザイナーの中山まりこさんが、流行にまったく左右されることなく“着たい服”を追求するというスタンスが新鮮です。パリのマダムのように、何気なくカジュアルに着こなしたいタバコ色のケープは、実は私も購入済み。色落ちしたデニムや少しくたびれたシャツと合わせれば、こなれた印象のコーディネートに仕上がります」

大草直子
大学卒業後、現・ハースト婦人画報社入社。雑誌編集に携わった後、独立。ファッション誌、新聞、カタログなどのスタイリング、イベント出演や執筆業にも取り組む。WEBマガジン「mi-mollet」のコンセプトディレクター。新媒体「AMARC(amarclife.com)」を主宰。

                    

●情報は、FRaU2019年12月号発売時点のものです。
Photogragh:Makoto Muto Edit & Text:Kao Tani