「就活自殺」を救えるか…「大量エントリー・大量落ち」の残酷な現実

学生は内定獲得までに13社落ちる…?
トイアンナ プロフィール

好景気でこれなら、今後は……?

現在は売り手市場のため、それでも学生は30社のエントリーで済んでいる。これが不景気になると、50社、70社のエントリーも珍しくない。

リーマン・ショックの際は、内定後の企業による一方的な内定取り消しが話題になった。再び不景気が襲ってくれば、今以上の厳しい戦いが学生を待ち受ける。

ただでさえ少子化で貴重な命、我々大人がどう守るか。冒頭にあげたとおり「誰でも応募できる」ハードルの低さを、変えるべき時が来たのかもしれない。

 

どうせ学歴や頭脳で落とすなら、「2021年度の採用予定があるのは〇〇大学出身者、もしくはTOEFL〇〇点以上 / 数学検定〇級以上 / 中国語検定5級以上の方のみとなります」「SPIで80%以上のスコアを獲得できる学生のみ採用予定です」「地元出身者を優遇します」など、圏外の人を明確に区切れば楽観視する学生は応募しない。

そこまでえり好みできないというなら、「弊社は面接で10分間の専攻している分野に関するプレゼンを求めます」「弊社の応募倍率は昨年150倍でした」といった、選考過程を披露することで、ハードルを上げてもよいだろう。

下手な優しさは、逆に就活生を追い詰める。「誰でも入れる」感を出して99%を落とすくらいなら、「今から準備を頑張らないと、行きたい会社に入れない」と思われるような選考の方が、企業も説明会の会場費などがコストダウンできて、案外よいのではなかろうか。

【参考資料】
・ええっ、「就職氷河期」が再び来る!「新卒採用の2021年問題」とは何か?
https://www.j-cast.com/kaisha/2019/02/26351057.html?p=all 
・2009年3月、突然の内定切りに絶望したボクの末路
https://note.mu/yamabiko_rev/n/na294a10ebb17

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