しだいに何を食べればいいか、すんなり考えられるまでになった。余裕が出てきた。シイタケやマイタケなどのキノコ類はカロリーがなく、食物繊維、ビタミン類、βグルカン(免疫力を高める)が豊富だから、食べようという具合に10品目に加えた。

ほうれん草はすぐにしんなりしてくるので、買った日に全部をゆでて冷凍保存する。野菜は少しずつ使うので、同じ調理方法になったりするが、メイン料理が変わるので意外と飽きない。本来、野菜が持っている味を楽しみながら食べるとおいしい。

外食の時も頭の中でチェックしながら注文する。足りないものを記憶して翌日に食べる。

ほうれん草は買った日にすべて茹でて冷凍すると便利。おひたし、味噌汁、胡麻和え、グラタンなど応用も効く Photo by iSotck

イワシやサバの缶詰は優秀な食べもの

イワシやサバの缶詰はEPAやDHAなどの不飽和脂肪酸が多く含まれていて、抗酸化作用があります。缶詰の汁ごと食べると骨や脂分、水溶性ビタミンをそのまま摂取できます。血液をサラサラにして、悪玉コレステロールを増やしません。動脈硬化や心筋梗塞を予防し、中性脂肪を減らす。脂肪の燃焼を促す。アレルギーの症状を改善。抗酸化作用があるというとても優秀な食べものです」とIさん。

もちろん生のサバも栄養素はたっぷりだが、調理の手間が省けるサバ缶も優秀だった! Photo by iSotck

缶詰はまったく食べていなかった。水煮をそのまま食べてもおいしいことを初めて知った。キャベツと煮るのもいい。鮭やツナの缶詰もバリエーションに入れる。疲れている時や時間がない時には便利な一品である。また地震や台風などの非常食にもなる。食べた分を補充していけば、消費期限も気にしなくていい。缶詰は栄養素が出ている汁が重要ポイント。骨もやわらかくそのまま食べられるので、カルシウムも摂れるのがうれしい。

自分の身体の状態を血液検査で把握し、不足している栄養素を知る。10項目の食品を食べて、まんべんなく栄養を摂る。栄養欠損だった私は、顔色がよくなり、胃や腸の調子が整って食欲も出てきた。30数年かけて悪化させたリウマチの身体でも、免疫力をあげて自然治癒力を増進させている。身体のよくなりたい力に恐れ入った。
 

次回は12月6日公開予定です

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