撮影/佐藤圭
# 動物 # 癒し

雪が降ったから白く毛替わりしたウサギがすごく困っている理由とは?

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そして、この時期、道路脇にウサギが集まる理由とは

先日、初雪がガッツリと降り、里山も雪に覆われましたが、この時期は、雪が降ったり、溶けたりを繰り返します。

その状況に困っているのは、早々に毛替わりしたエゾユキウサギたちです。

 

エゾユキウサギは、冬になると、雪のように真っ白に毛替わりします。

初雪とともにスイッチが入り、全身真っ白になるため、雪が解けてしまうと、初冬の茶色の森では、周りの動物たちに「ぼくはここにいるよ」とアピールするかのように目立ってしまいます。

真っ白になった体は雪が解けたからといって、すぐには茶色には戻せません。

今、彼らは、雪が早く根雪になってくれることを切実に願っていると思います。

雪が溶けちゃって、周りは枯れ葉ばかり。目立ってます
 
草むらに移動して、すましていますが、やっぱり目立ちます
 

この時期、夜中に里山を車で走らせると必ずと言っていいほど、エゾユキウサギが道路脇にいます。

森にもまだ草が豊富なので、道路脇に出てくる必要はないはずなのにどうしてでしょうか?

なぜかと言うと、凍結防止のために道路に撒く塩化カルシウムが目当てなのです。

これは塩なので、野生動物たちは道路脇で舐めて、塩分補給をするんです。

エゾユキウサギだけでなく、エゾジカも舐めに道路脇に出て来ます。

エゾジカは、海に出て海水を飲みに行くほど、塩分を必要とします。

というわけで、この季節の北海道では、野生動物が頻繁に道路に出て来るので、安全運転を心がけましょうね♪

*この写真の撮影は夜中ですが、フラッシュは使わず、近くにあった外灯の光を利用して高感度で撮影しました。

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