共演者を批判、BMWで爆走…沢尻エリカ「お騒がせ」伝説の数々

「別に…」事件だけではない
現代ビジネス編集部 プロフィール

2010年には、復帰仕事として、たかの友梨ビューティークリニックのTVCMでセミヌードを披露するが、その後も女優の活動は控えていた。

2012年には女優復帰し、蜷川実花監督『ヘルタースケルター』では日本アカデミー賞主演女優賞を獲得する。その後も、映画、ドラマに出演を続けるが、かつて肩を並べていた綾瀬はるかや長澤まさみといった女優と比べると、どうしても過去の言動やブランクが「枷」となっている感は否めなかった。

 

幻になった「集大成」

そんな彼女の元を訪れた希望が、2020年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』だ。沢尻は、斎藤道三の娘役で出演していた。

沢尻は今年3月の会見で、

「芸能生活20周年にして、やっと、ようやく、大河に出演することができました。本当にうれしく思います」

と、目に涙を浮かべて語った。

「12歳で芸能界に入って、右も左もわからなくて、ただがむしゃらに…。たくさん失敗もしたし、挫折もして、いろいろ学んで、ここまでくることができました」
「20年間、芸能界で生きてきて培ってきたもの、自分が持っているもの、すべてこの作品に捧げたいと思います」

と決意を語った。上記のような経緯が胸に去来したのだろう。

だがその半年後、彼女は逮捕された。

自分が持っているものすべてを捧げたい――その思いも、薬物への欲望に勝つことはできなかったのだろうか。キャリアの早い段階でズレ、修正されることのなかった軌道は、徐々に正しい方向から外れて行ったのかもしれない。

「めったに出会えない女優」

デビュー時にそう評された女優が、「集大成」と位置付けた演技を見られないのは、とても残念だ。