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「Facebookはおじさん、おばさんしか使ってない」は本当か?

「率」で見るから、誤解する
松本 健太郎 プロフィール

最後に、100%棒グラフに変えてみます。

図5: Facebook利用者年代別100%内訳(2012年〜2018年)

2012年は、Facebook利用者のうち50%強が10代〜20代でした。しかし6年後の2018年には25%に半減し、代わりに2012年は25%だった40代以上が6年後の2018年には半数を占めました。 

これらの結果から「Facebookはおじさんとおばさんしか使っていない」と表現するより「Facebookはおじさんとおばさんが急激に増えているから"ばかり"に感じる」という表現が正確ではないでしょうか。もちろん「Facebookはおじさんとおばさんが多い」のです。

ちなみに、あえて触れませんでしたが、何歳からが「おじさん・おばさん」なのでしょうか。30代は含まれるのでしょうか。それによっても、結論は変わるでしょう。

 

いま若者がもっとも使っているサービスは?

最後に、調査報告書に掲載されているソーシャルメディア系サービスのうち、若者に使われている度合いが高いサービスは何か調べてみました。報告書で11個のサービスが紹介されていますが、あまりに利用度が低いサービス(mixi、GREE、Mobage、Snapchat)は除外しています。

結果は以下の通りです。

図 6: サービス別利用者(2018年)

圧倒的2強のLINEとYouTube。この2つは、日常生活に欠かせないどころか圧倒的市民権を得た社会インフラでしょう。それに続くのがTwitter、Instagram、Facebookです。意外にも健闘するのがニコニコ動画、そして新勢力のTikTokです。

10代〜20代の数も、ほぼそれに連動するように推移しています。つまり、いま若者がもっとも使っているソーシャルメディアはLINE、Youtubeだと言えるでしょう。