責任感を感じたときに「女」は「母」になる

『夕陽のあと』より

――貫地谷さん演じる茜は子供を手放しても、あふれる母性があるのが印象的でした。女はいつ母親になると思いますか?

貫地谷:私の母親は21で私を産みました。でも、彼女は年若くしてちゃんと母親として、私に愛情をたくさんかけてくれたし、色々なことを教えてくれました。だから年齢や経験ではなくて、親としての責任を感じたときに、女は母親になるんじゃないでしょうか。

――本作では生みの母と育ての母、それぞれの愛のかたちが描かれていますね。改めて、“愛すること”について考えさせられました。

貫地谷:昔、どなたかに、「貫ちゃんの愛されて育ったという雰囲気は芝居でなかなか出せるもんじゃないんだよ」と言われたことがあって、子供の頃はうるさいなと思っていた両親ですが、時間をかけて育ててくれたこと、私が当たり前に享受していたものが実は素敵なものだったんだなとやっと気づきました。愛って“時間をかけること”なのかもしれない。私はそんな風に子育てをしたいですね。

夕陽のあと』は11月8日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー
(C)2019長島大陸映画実行委員会


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