わたしたちにとって、あまりにも身近すぎる「海」が喘いでいます。昨今の大型化する一方の台風や集中豪雨など、近頃の環境変化に危機感を抱く人も多いはず。もはや一刻の猶予も辞さない状況である今、海を守るために私たちが暮らしの中でできることはなんなのでしょうか。

SDGsの重要性や対応を長く訴えてきた、石川淳哉さんは、「海のPRコンテストうみぽす2019」というプロジェクトは、私たちがどうやって考えたらいいかのヒントになると言います。プロジェクトの内容を紹介すると共に、寄稿してもらいました。

いま海で起きていること

皆さんは、ポイ捨てや不法投棄、ごみ集積所の袋を動物が破り、回収されるものがされなかったりなど、実はさまざまな要因で多くのプラスチックごみが海に流入してしまっているということを知っていますか?

そのプラスチックごみが海の生き物たちの体に刺さったり、また食べ物だと勘違いして食べてしまったことにより命を失ってしまうなど、海の生き物たちを傷つけ、生態系を脅かしています。

さらに近年、世界的に問題になっているのが「マイクロプラスチック」。これは、海へ流入したプラスチックが紫外線を浴びたり波や砂にもまれ5mm以下の大きさに砕けたもので、すでに世界各地のスーパーに並ぶ食用の魚や貝などから検出されるなど、回りまわって私たちの食生活にも大きな影響を及ぼしています。

このほかにも過剰漁獲など、海にはすでに数多くの問題が山積しています。この状況を前に、僕たちは一体何から手を付けたらよいのでしょうか?