瀧波ユカリさんによる人気漫画『モトカレマニア』(Kiss)は22歳のときに別れた元カレ・マコチを忘れられない27歳の難波エリカが主人公。現在は新木優子と高良健吾の主演でドラマ化されている(フジテレビ木曜22:00~)。

この主人公は27歳だけれど、元カレのことを忘れられない人は少なくない。それどころか、20年以上前の「モトカレ」がまだ影響している女性だっている。というか、元カレに影響されていない女性っているのだろうか。恋の数だけ存在する元カレの話をお伝えしていく新連載、第一回は20代のモトカレを引きずる40代の女性ふたりのことをご紹介しよう。

モテるからこそ
「ときめく恋愛」を忘れられない

自分が意識している、していないにかかわらず、「元カレ」の呪縛にとらわれている人は少なくない。

フリーランスのPRとして働く澤田由香里さん(仮名・47歳)は、実際の年齢よりもだいぶ若くみえる美しい女性だ。今も両親とともに、生まれ育った横浜の家で暮らしている。大学時代は体育会系の運動部に所属。広告代理店に就職し、34歳の時に独立した。

「私、手を抜くことができない性格なんです」と、多忙な日々を、常に全力投球で生きている彼女の人生は、傍目には順風満帆に思える。しかし、その彼女が欲しくても手に入らないものがひとつだけある。それが恋愛だ。「結婚にこだわっているわけでも、結婚願望がとくに強いわけでもありません。ただ、この年まで独身でいるとは、夢にも思っていませんでした」と、由香里さんは自嘲気味に笑う。

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