2019.11.26
# コンプライアンス

マクドナルドとインテル、トップはなぜ「社内恋愛」で解任されたのか

「社内恋愛の自由」は守られるべきか
大原 浩 プロフィール

かつての社内恋愛の風景

筆者が新入社員の頃には「社内結婚」が奨励されていた。

特に、銀行・保険などの金融業界では、当時大量に採用されていた女子行員(まだオンライ化が進んでおらず、窓口業務やそろばん・電卓での計算のための若い女性が大量に必要であった)の中に、「お嫁さん要員」が含まれていたのは、公にされない事実であった。

 

当時の金融業界は、報酬が悪くはなかったし「安定業種」であると思われていたから、「容姿端麗なお嫁さん候補」を採用するのは非常に簡単であった。

つまり、彼女たちは「安定して収入も良い仕事についているお婿さん」を探しに入社し、古い言葉だが「永久就職」がゴールとなるのだ。

男性側も、連日残業続きで土日も会社行事(スポーツ大会やハイキングなど……)に駆り出され、社外の女性と付き合う時間がない。したがって、社内の「お嫁さん候補」として申し分ない女性たちに目が向くのも当然だ。

結婚してからも、社内事情が良くわかっているから、夫がいくら残業しても「残業を口実に浮気しているのではないか?」という疑念を抱くことも少ない。

いいことづくめのようにも見えるし、当時聞いたところによれば、某保険会社の男性の社内結婚率は50%もあった。

しかし、ダークサイドもある。

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