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LINEペイの大誤算…ヤフー統合を運命づけた「クレカ紐付け」問題

QRコード決済の戦い、第2ラウンドへ

QRコード決済“4強”が出揃った矢先に…

11月18日、Yahoo Japanなどを運営するヤフーの親会社・ZホールディングスとLINEが、経営統合することで基本合意したことが正式に発表されました。

同月13日に今回の経営統合話が報じられて以降、様々な記事が出ていますが、筆者は我々の日常生活にも密接に関係するであろうキャッシュレス決済(QRコード決済)の観点から、この騒動を考えてみたいと思います。



11月18日に行われたヤフーとLINEの経営統合に関する記者会見/Photo by gettyimages

10月のキャッシュレス決済・ポイント還元事業開始から2ヵ月近く経って、QRコード決済の勝ち組も次第にはっきりしてきました。18日にユーザー数2000万人突破を発表したソフトバンク・ヤフーの「PayPay」を筆頭に、楽天の「楽天ペイ」、ドコモの「d払い」、それにLINEの「LINE Pay」の4強がそれに当たると思います。

そして、このうちのいくつかが自前のクレジットカードを持ち、それとQRコード決済を結びつけることで新たな魅力づくりに成功しています。この点はもっと強調されてよいと思います。

 

例えば PayPayは同じグループの「Yahoo! JAPANカード」と紐付けてあり、PayPayで買い物すればYahoo! JAPANカードのポイントが別途1.5%が付くようにしています。楽天ペイは「楽天カード」と紐付けて買い物すると1%貯まり、d払いも同じグループの「dカード」を紐付ければ1.5%貯まるというサービスを展開しています。