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# 教育

大学共通テスト、日本人はまだ知らない「国語・記述式」の根本的問題

センター試験より「劣化」する

共通テスト「国語記述試験」も英語試験の二の舞に

来年度から始まる「大学入学共通テスト」。受験の公平性など、さまざまな問題点が指摘されていた英語の民間試験導入は見送られたが、課題は全て解決されたわけではない。

国語や数学1・Aに導入予定の「記述式問題」の延期・中止の要望が、教育関係者や野党からだけでなく、与党内からも漏れ始めている。

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14日には、野党の統一会派と共産党は、国語と数学への記述式の導入を中止する法案を国会に提出した。

週刊誌や女性誌、全国各紙もトップでこの問題を論じている。このような批判の高まりに対し、政府にも焦りが見える。

 

毎日新聞によれば、「首相官邸内にも『署名が何十万と集まったら延期も考えないといけない。受験生を抱える家庭を考えると厳しい』(幹部)との声が漏れ始めた」という。

いよいよ、国語の記述試験も英語試験の二の舞となるのか。

本当に実施された場合、長年、大学入試の国語を指導してきた私としては、記述式を導入した目的とは正反対の結果をもたらすと考えている。