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三菱「デリカD:5」、ファンが溺愛してしまう「超個性的」な理由

生まれ変わっても乗りたくなる魅力とは

前年同期と比べて140%の伸びを記録

三菱自動車のミニバン「デリカD:5」が根強い支持を受けている。現行型は2007年1月に発売され、昨年11月に改良型を発表するとともに予約受注を開始。今年2月に販売が始まった。つまり誕生から12年以上を経ているというのに、着実に売れているのだ。

現行型は、2015年のアウトランダー/アウトランダーPHEVの大幅改良で初導入され、その後エクリプスクロスやeKクロスなどに展開しているフロントデザイン「ダイナミックシールド」を縦型のLEDヘッドランプとともに採用。インテリアではインパネを一新しており、機能性と開放感、上質感を向上した。

加えて衝突被害軽減ブレーキシステムなどの予防安全技術を装備して安全性を向上。クリーンディーゼルエンジンに大幅改良を施すとともに 、ATを新開発の8速スポーツモード付きとすることで、力強く静かで滑らかな走りを手に入れている。

 

筆者は新しいフロントマスクは威圧感が強すぎると感じ、インテリアやメカニズムの改良は評価するものの、人気獲得は難しいのではないかと予想した。ところが一般社団法人日本自動車販売協会連合会の乗用車月販台数順位によれば、昨年後半は40位台だったのが、現行型に切り替わって以降は30位台に入ることが多くなり、4〜9月の累計は39位で8676台と、前年同期に比べて140.5%もの伸びを記録している。

2005年の東京モーターショーで出展された「コンセプトD:5」

2007年デビューであること考えれば、この伸びは驚くべき数字と言える。さらにデザインに関しては2005年の第39回東京モーターショーで出展された「コンセプトD:5」をベースとしているから、実に14年もの間、基本的に同じフォルムを継承していることになる。