2019.11.23

最強のチーム(組織)が、なぜか絶対に「思いやり」を大切にするワケ

運は親切をした相手の背中から来る
大原 浩 プロフィール

生存競争に勝ち抜くための強力な武器

もちろん、若いからと言って思いやりに欠けているとは思わない。

「自分ファースト」は若者の特権だと思うし、むしろ若い時から老成してしまっていては、成長できない。「自分ファースト」でありながら、「おもいやり」の感受性を同時に持つから、その2つの間の葛藤=青春の苦しみによって成長するのだと思う。

逆に、多くの人生経験を積んできた老人たちが「保育園の子供たちの声がうるさい」と、利己的なクレームをつけるようなことの方が「残念なこと」だ。

 

ただ、筆者は何事も合理的に考えるタイプなので、道徳的に正しいとか間違っているという議論は行わない。

600万年ほど前にサル(チンパンジー・ボノボ)と人類の共通の祖先から分かれて以来、人類だけが驚異的に発展した大きな原因の1つは「思いやり」にあると考える。

また、政争・戦争に明け暮れる世界情勢を見ると信じがたいことかもしれないが、基本的には「より思いやりにあふれた社会・組織」が生存競争を勝ち残っていくのである。

したがって「思いやり」は、人類が生存競争に勝ち抜くための強力な武器と言える。

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