気を付けて!新米管理職の陥りがちな罠

1 まずは管理職の仕事とはなにかを考え抜く

管理職の仕事とは何でしょう。「管理」という名前がついているので人材やお金を管理することだけをイメージする人もいるかもしれません。でも本質的には経営の末端として事業を創り牽引していく、業務を改善してより生産性高い組織にする、いわば現在ではなく未来を見て仕事をしていく人だと私は考えています。

そのためには現在ある仕事を手放して、未来について考える時間をつくることが必要です。いわば企画業務です。人は誰でも作業手順が明確な運用系の仕事があると何となく安心します。どうすればゴールにたどり着くのか分かりやすく、あまり考えずに作業ができるからです。でも管理職になったら運用系の業務は手放さないといけません。誰も答えを持っていない未来について考え、行動し、形にするのがあなたのミッションです。

2 仕事を抱え込まない、背中で見せようと思わない

あなたが一番嫌いな管理職像はどんな人ですか。「管理職というポジションに甘んじていて、なんの実力もないリーダー」ではないでしょうか。その恐怖心は時に自分の首を絞めます。口先だけで指示して終わりなんてできない、まずは手本を見せてあげなくちゃ。指導するのは苦手、誰よりも成果を出して上司としてふさわしいと思われたい。その責任感と完ぺき主義は素晴らしいです。でも管理職のミッションを思い出してください。

かくいう私もメンバーに仕事を振ることができず、抱え込み症候群の一人でした。ある日、3日連続で徹夜をしたら日中に会議室で寝てしまい、気が付いたら夜になっていたということがありました。

時間は有限です、私のように行方不明となって社内を騒がせる前に、誰に何をお願いするか今すぐ決めてください。

こうなる前に、対策を! Photo by iStock