「怒ってるに違いない」からの卒業

いやいや、よく話合ってごらんよ。相手がこう思っているだろう、あんなふうに怒ってるに違いないと思ってると、相手も実はこちらがそんなにネガティブにとらえていないことを、怒ってるぞと勘違いしていたりするよ。

「そうですね。アドバイスありがとう」と頭を下げて、女性はホームに消えていった。

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共働き世帯が全体の6割を超える日本。先進36か国が加盟し世界最大のシンクタンクといわれるOECD(経済協力開発機構)によると日本の女性は男性より1日平均でおよそ2時間半も多く家事をしている。男女差が最も少ないデンマークは38分しか変わらない。

イクメンという言葉が生まれ、家電CMでは俳優の西島秀俊さんは妻より先に帰宅すれば手早く料理を作ってしまう。社会で男女共同参画のイメトレ十分なはず。だが、この10年で日本男性の家事時間は6分しか増えていないとのデータもある。女性の現実はまだまだ厳しいと言わざるをえない。

結婚時は「プロ彼女」というひたすら西島さんに尽くす奥さまだとも言われたが、CMのみならず料理もできる姿をバラエティなどでも見せている Photo by Getty Images

前述の彼女のように、筆者も結婚当初は意地になってワンオペした。だが、今では家事時間の格差はない。 わが夫も、彼女のパートナー同様「家事は協働すべき」と考えてはいるが習慣にできない。 罵り合い、褒め合い、話し合った結果、協働できるようになった。

一体どうやって? とよく聞かれる。「ほほう。なるほどね」と言われたものを3つだけ伝えさせていただく。