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焦る習近平…米中貿易戦争「チキンレース」は最終局面へ

残るは「面子」の問題だけ

トランプ節が炸裂

ドナルド・トランプ米大統領は11月12日、ニューヨーク市の企業経営者団体「エコノミック・クラブNY」(マリー=ジョゼ・クラビス会長)で「貿易と経済」と題して講演を行った。

同大統領は演説の中で「2016年の大統領選挙以降、NYダウ平均株価は50%以上も上昇した」「失業率は50年ぶりの低水準まで下がり、この3年間で700万人もの雇用を創出した」などと、トランプ節を炸裂させた。

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だが、全世界の耳目を集めた中国との貿易交渉の行方については、「第1段階の合意は署名が間近だ」と述べただけで、その「第1段階合意」の内容や署名時期と場所への言及はなかった。

従って、日本経済新聞(13日付夕刊)が一面トップで「米中、部分合意は間近―トランプ氏、決裂なら関税上げ」の見出しを掲げて報道したものの、期待される部分合意の内容に関する予則・解説などの記述は一切なかった。