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子どもの金銭感覚を養う最高の方法は「一緒に買物に行くこと」だ

敏腕FPもわが子と実践
親を悩ませる「お金の教育」。わが子が将来、お金で困らないために、教えておくべきことは……。その問いに答えるのは、家計再生コンサルタントで、著書『一生お金に困らない子どもの育て方』がある横山光昭氏だ。6人の子の父でもある横山氏は、金銭感覚を身につけさせるために、子どもと一緒に買いものに行くことを勧める。そのとき親は、子どもに何を伝えればよいのか? 自身の経験から語った。

10歳までにお金の教育を

子どもにお金のことをわざわざ教える機会はあまりないかもしれません。けれど、小学校2、3年生くらいになったころから、少しずつ教えることもいいのではないでしょうか。

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だいたい10歳くらいになってくると、「お金が多いのはすごいことだ」ということもわかりはじめるとともに、「100円出して50 円のものを買ったら、50円のおつりがくる」というようなことも理解できるようになります。

子どもに「お金」のことを意識させるのに一番有効なのは、「一緒に買いものに行く」ことだと思います。

たとえば、スーパーマーケットに並んでいるリンゴを見ながら、「あ、1個100円だね。この前は120円だったからちょっと安いね」と言うのもいいでしょう。

レジでお会計をする際に「全部で1850円だから2000円でおつりをもらおうね」など、金額を意識するような言葉をひと言添えてみましょう。

 

同じペットボトルのジュース1本でも、自動販売機とコンビニ、スーパーとでは少し値段が違うことなどもなんとなく話してみるのもいいかもしれません。

はじめのうち、子どもは何を言っているのかわからないかもしれませんが、それでいいのです。そういった言葉がボディーブローのように徐々に効いてきて、あるとき「ああ、こういうことだったのか」と気づくときがくるでしょう。

大切なのは、「子どもと一緒に考える」ということです。子どもの金銭感覚は親と一緒に考えていくうちに自然と形成されていくように思います。