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ソフトバンク・ショックがいよいよやってくる、のか?

「生殺し」かもしれないが……

すべての逆風が加速している

6月14日の記事「まさかとは思うが『ソフトバンク・ショック』はありえるのか?」や10月6日の記事「やはり『ソフトバンク・ショック』がやってこようとしている…のか?」で述べた内容が現実のものとなり、いよいよ「ゴ―ル」に近づいているようにも思える。

2019年度第2四半期、中間決算説明の冒頭で、孫氏自身が「今回の決算の発表内容はボロボロの真っ赤っかの大赤字……ソフトバンクは倒産するのではとの報道がなされているが、ある意味では正しいと思う。市場はそのように見ている」と述べている。

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10月6日の記事では、「ソフトバンクが儲かっているのに納税をしないのはけしからん……というよりも、本当は儲かっていないのではないか」という話をしたが、その内容が証明された形である。

そこで、前記記事で述べたことに、新たな問題点を加え「もし」が現実のものとなった場合、どのようなことが起こるのかも含めて考えてみたい。

「ソフトバンク問題」は、簡単に言えば、地上から天に向かって強烈な追い風が吹いているときには、大風呂敷に風を受けて天高く舞い上がることも不可能ではないということが原因で起こった。

 

もちろん、多くの読者のように理性的な人々は、風呂敷1つで成層圏まで飛んでいくことなどするはずがない。いつまでも空高く舞っていることなどできるはずがないからだ。

しかし、孫正義氏は「俺ならできる」と蛮勇を奮い起こし、多数の人々から膨大な金を集め、風呂敷1つで成層圏まで飛んで見せた。

しかし、地上から吹き上げる風がやみ、逆に風が地上に向かって吹き始めたらどうなるかは、述べるまでもないことである。